完成した作品
娘が好きな「しなぷしゅ」のおなまえキーホールダーを作りました。
これからひらがなも覚えてほしいので、いつも使っている保育園バッグに
つけたいと思います。
型の3Dモデル
感想や気づいたことなど
プリンターで型を作り、皮に押し当てて柄を作るという方法は考えたことがありませんでした。
自由に楽しくデザインでき、作品としても普段使いできるものができるので個人的にとても嬉しい課題でした。
時間の都合もあり、プリント設定をSUPER DRAFT(0.28mm)で実行しましたが、キャラクターの
口や目などの細かい部分は潰れてしまったので、細部まで再現するならもう少し設定を変えた方が綺麗にプリントできると思いました。
また、皮面に対して、万力で強く圧接してもハンマーで叩いても、プリントの凸部が壊れなかったので使用しているフィラメントの強度に驚きました。
光造形の3Dプリンターを職場で使っていますが、その場合、造形に使うレジンが高価であったり保管にも気を使います。また造形後にはレジンの洗浄工程と最終硬化などの手間がかかります。造形したモデルは面性状は良いのですが、総じて本授業で扱った積層タイプの方が良いように感じました。
マイクロSDにデータを入れる点は、あまりユーザーフレンドリーではないと感じましたが、機器の価格帯が学校でも導入しやすいのでその辺りも妥当なのかと感じました。
今回の課題を終えて、家に3Dプリンターを一台買おうか・・・と、迷ってしまいました。
「シナぷしゅ」さんってお名前だったんですね、このキャラ。キャラを見たことはあったんですけど、名前は知りませんでした....。
「嬉しい課題」と言っていただけてこちらも嬉しいです!
革に押し当てるこの実践は、元東京工業大学附属科学技術高等学校の辰巳先生が考案し、その後、木下研究室で中学校へと展開した実践です。3Dプリンタで出力した物よりも作品としての完成度が高くて良いですよね。
確かにマイクロSDに入れるのは不便極まりないですよね...。
本体は1台2万円で買えますし、フィラメントも2,000円程で1kg買えますので是非ご検討ください!笑