今回の課題は「モーターを活用してみて楽しいおもちゃを考える。」ということで・・・
突然ですが皆さん、ペットを飼いたくありませんか?
イヌ、ネコ、ウサギ、インコにハムスター・・・このあたりがポピュラーなペットでしょうか。
でも、ペットを飼いたくても、「世話しきれるかな・・・?」「別れがつらくなりそう・・・」といった不安ってありますよね。
ご安心下さい、そんなあなたにピッタリなペットを紹介いたします!
その名も、電動ペット「モゾット」!
こちらのモゾット、普通のペットではございません。
言ってしまえばサーボモーターで動くおもちゃなので、世話はたまの電池替えと接続チェックのみ!
更に、自分で捨てたり壊したりしなければ、辛い別れもやってきません!
・・・え?おもちゃじゃペットの代わりにならない?
・・・確かにそうかもしれません。しかし、モゾットにはモゾットの魅力があります!
まず何といっても、見た目がかわいい!手のひらサイズの小さな体、つぶらな瞳、そして下からのぞく小さな足・・・愛でるには十分な可愛さです!
また、モゾットの魅力は見た目だけじゃありません!
下の動くモゾットの動画をご覧ください。
どうですかこの動き!
小さな足で一生懸命、モゾモゾと前進する姿がとってもキュートではありませんか?
更にこのモゾット、おとなしい性格のため、あなたに危害を加えることはありません!
また、両脚を同時に蹴って動くことしかできないため動きが遅く、気づかないうちにどこかに行ってしまったなんてことにもなりません!
世話が楽、お金も手もかからない、ずっと一緒にいられる、そして可愛い!モゾットには他のペットにも劣らぬ魅力があります!
皆様も、お部屋にモゾットがいる生活を送ってみませんか?
[構造詳細]
今回は、去年の授業の産物である先代のサーボモーターを掘り出してきて、サーボモーターを二つ使ってモゾットを作りました。
ちなみに「モゾット」という名前ですが、「モゾモゾ」と「ロボット・ペット」からとってつけました。
まずモゾットの体は、機械部(内部)と外装(外部)に分けられます。
機械部はmicro:bit及び拡張基盤、そして9V乾電池とサーボモーター2個で構成されています。
内部構造は以下のようになっております。
上の2枚は側面の外装有り・無しver、真ん中の2枚は上面の外装有り・無しver、そして下の1枚が下面の写真です。
(なお、時間がなかったので接着は全部セロハンテープです。)
そして制御に使ったmicro:bitのプログラムがこちらです!
今回はサーボモーター2つを左右対称になるようにくっつけたうえで、同じ動きをするようにプログラムしたため、数値上はサーボモーターの動きが互い違いになるようにプログラムしました!
外装に関しては、紙コップ2つをセロハンテープで切り貼りして作りました。
私は子どもの頃、ペットが欲しくて自分で作っていたタイプの人間だったので、今回の課題は図らずも昔の自分の理想にかなり近づいたものになりました。唯一もうちょっとどうにかしたいと思ったことは、電池やボタンをいじる際はいちいち外装を外さなければならない点です・・・。
[学んだこと・感想]
〇モーターを使って自立式のロボットを作るのは初めての取り組みだったが、モーターが二つもあればロボットがつくれるということが分かった。
〇今度はDCモーターを用いたり、サーボモーターとDCモーターを組み合わせたりして、自立式のロボットを作ってみたいと思った。
〇ものを作っていて何度も感じるが、自分が思い描いたものが現実に身をおろすというのはやはりとても嬉しい。特に今回のような作品は、私が子どもの時に作りたかったものにかなり近づいたものであり、それが自分でできたということが感慨深かった。
〇とりあえず前進させるためにモーターの角度や動かすタイミングをいろいろ変えてみたりしたが、サーボモーター2つだと安定して前進させるだけでも大変だった。ちゃんと安定して前進するようになったときはとても嬉しかった。
モゾットー!!!!えっっ,なにめっちゃかわいい。うちにも欲しい。モゾット。 乱数をつかって左右にモゾモゾしてもかわいいですね。 モゾット・・・ネーミングセンスも抜群ですね。モゾット。