身の回りで身近なものということで500円玉硬貨を造形しようと思いました。
最初から想像できましたが、細かな模様の再現が非常に難しかったです。
別のものをテーマにし直そうと思いましたが、できるところまでやろうと試みました。
最初にデザインで行き詰まったのは、「500」という数値の両脇にある果実と葉
でした。画面上ではうまくいかないので、このデザインを手で紙に描き、2Dデータを
フリーソフトでstlデータに変換しました。
しかし忠実に絵を描くのもかなり難しい作業で、あまり出来が良くなかったので
辞めました。
次に、造幣局のホームページでデザインを調べました。
そこでデザインのjpegデータをスクリーンショットで取り込み、こちらをstlに変換し、Tinker CAD
へインポートすることで本物に近い雰囲気を出すことができました。
ただ、潰れてしまった部分や、細かすぎる部分はstlでも再現されていないので、
細かく見ると実際の硬貨とはかなり違うのですが、色々と勉強になる課題でした。
Tinker CADは勤務先でも情報担当の先生が使っており、簡単で、自由な形を三次元的に作ることができるのでとても良いソフトだと思います。
私は今まで一度しか使ったことがありませんでしたが、今日の講義で様々な機能を知ることができました。