動きました!
今回の課題は3Dプリンタでオリジナルマグネットを作るという課題だった。
そこで、マグネットを使うならマグネットトレインを作ろうと考え、着手した。
完成品の動画を見ると、3Dプリンタ使ってる?となるが、3Dプリンタでコイルを巻く
芯とレールを作った。
結果、すこーしだけ動くことに成功した。
動画は動いていないが。電池を変えて撮りなおします。
始めはうんともすんとも言わず動かなかった。マグネットを増やしても動かず。
飯塚先生に教えを乞いに行き、コイルの内側でマグネットと接地する部位の面積が広く、さらにコイルの
巻き方が荒いので摩擦が大きくて動かないのでは?とご助言を頂いた。
そこで、芯をΦ12mmから16mmにしてコイルの内径を大きくし、接地面積を小さくした。
コイルを巻き直す際、均等に巻いたところ、少しだけ動いた。
もっとコイルの中をシュルシュルっと動くと思ったのだが、そこまでは動かず。
エナメル線の表皮の削りが足りずにコイルの一部しか通電していないと思われる。
また、1.5Vの電池では電流が足りずにこの程度にしか動かないと思われる。
電磁気をやっているので磁石の磁束が分かればコイルの巻き数と電池の電圧は分かるので互いにおよぼす
力は何Nか分かるはず。
感想、作っている時は大変だが楽しめた。動いた時の嬉しさや感動は大きい。
この、自分で作った物が動いた嬉しさを中学生にも味わってもらいたい。
もはや3Dプリンタの話ではなくなっているのはすみません。
制作した物。上から芯、レール、コイル。
芯に導線を巻いてコイルを作った状態。
エナメル線の表皮を削っている様子。完全に3Dプリンタの課題には見えない。
3Dプリンタの話。芯棒とレールが反ってしまった。
3Dプリンタは台だけ温まっていて、台から離れる上の方は冷たいので上に収縮して沿ってしまったと考えられる。
更に150mmの長さで、細くて長いという形状も反りが出やすいと思われる。
縦で成形して作り直したら反らずにできた。
また、作り直した日は暖かかった(11/27は21℃まで上がった)ので、台と外気との温度差が少ないのも要因のひとつと考えられる。
この様な形で成形した。
参考URL:国立大学55工学系学部ホームページ